☆屋外ですごすのが気持ちいい季節です。散歩やハイキングなどには、ぜひ、お気に入りのコーヒー持参でおでかけください。アウトドアで楽しむコーヒーの味わいは格別。“マイコーヒー”を“マイカップ”で楽しめば、資源の節約や自然保護にもつながります。保温機能のあるマグカップなど便利なグッズも活用して、アウトドアでのコーヒータイムを楽しみましょう。
☆江戸時代、日本が鎖国をしていた時も、唯一外国へ向けて開かれていたのが長崎の出島です。もとは、寛永13年（1636）に、徳川幕府がポルトガル人によるキリスト教の布教を禁止するために築いた人工島でしたが、寛永18年（1641）には平戸のオランダ商館が出島に移転、安政の開国までの約218年間にわたって西欧との交易や文化交流の拠点となりました。当時、オランダから輸入されていたのは、生糸、ビロードなどの生地、コショウ、砂糖、ガラス製品、書籍など。また、コーヒーも出島に出入りしていたオランダ人によって伝えられたといわれています。もっとも実際にコーヒーを味わった日本人は、オランダ人と交流のあるごく一部の人のみでした。出島は開国後の埋め立て工事により姿を消してしまいましたが、1820年頃の出島を忠実に復元する工事が長期計画で進められ、一昨年の春までに10棟の建物が復元されています。
☆出島に関わった人物で最もよく知られているのがオランダ商館医のシーボルトではないでしょうか。長崎市の鳴滝地区はシーボルトゆかりの地として知られ、約50名の門下生が科学を学んだ鳴滝塾の跡地「シーボルト宅跡」、シーボルトの愛用品や彼にまつわる資料を集めた洋館「シーボルト記念館」などがあります。付近には、緑いっぱいの「長崎公園（諏訪の杜）」、長崎くんちの舞台「諏訪神社」、長崎の海外交流に関する貴重な資料や美術工芸品など約4万8千点を収蔵する「長崎歴史文化博物館」など、見どころも豊富です。
☆また、シーボルトは日本とオランダが長いあいだ交易があるにもかかわらず、コーヒーが人々に広まっていないことを不思議に思い、コーヒーの普及計画を「東インド会社」に提言しています。提言の内容は、“コーヒーを広めるには、コーヒーは生命をのばす良薬で、特に日本のような国こそ、保健薬としてこれを用うべし、と勧めることである”だったそうです。次回は山口を訪ねます。
 爽やかな甘味とコクをお楽しみいただける夏限定のリキッドコーヒーです。単品は5月中旬、ギフトは6月初旬の発売予定。どうぞご期待ください。
◎指定農園リキッドアイスコーヒー
KGI−30………税込￥3,150-
※単品販売もございます。
☆アイスコーヒーの起源については、さまざまな説がありますが、最初にコーヒーを冷やして飲んだのは大正時代の日本人ではないかと考えられています。アイスコーヒーが世界各地で飲まれるようになったのはかなり最近のことで、大手のコーヒーショップチェーンでアイスコーヒーをメニューに取り入れたことで、世界的にアイスコーヒーが広まったのだそうです。
「素敵なあなたに」ではあなたからの投稿を募集中。
コーヒーにまつわるさまざまなエピソード、ご意見など、どうぞお気軽にお寄せください。
●郵便／〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見100
共和食品株式会社「お客様相談室」
●E-mail／info@kyowas.co.jp |
|
