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今月の「素敵なあなたに」













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一日の始まりに、香り高い一杯!

☆春眠、暁を覚えず。朝のひとときには、ぜひ香り高いコーヒーをお楽しみください。コーヒーに含まれるカフェインには、眠気覚まし効果が期待できます。また、コーヒーの香りには気持ちをリラックスさせる効果があり、くつろぎの時間にもぴったり。お友達や気のおけない方とのおしゃべりタイムにも、ぜひお気に入りのコーヒーをどうぞ!




歴史街道を歩く・九州編・その4 焼きものの町、有田・唐津へ ◎日本最初の磁器の産地

☆九州には、豊臣秀吉の朝鮮出兵をきっかけにして大陸の陶工により焼きものの技術がもたらされました。現在の佐賀県有田町は日本最古の磁器の産地と考えられ、1610年代の前半には有田町の西部で磁器作りが始まっていたといわれています。磁器の原料の上質な白磁石を活かし、大陸伝来の階段状の「登り窯」で焼かれた有田の磁器は評判を呼び、ごく短期間で有田は国内で唯一の大生産地へと発展したそうです。有田町大樽には磁器づくりの発展に貢献し、“陶祖”と呼ばれる朝鮮の陶工・李参平を祀る「陶山神社」があり、陶祖を偲び陶工たちが寄進した大鳥居、狛犬などはすべて白磁製。絵馬やお守りも、磁器で作られています。

☆有田で生産された磁器は、伊万里港から各地へ送られ、「伊万里焼」と呼ばれるようになります。現在、骨董としてとても人気の高い「古伊万里」は、一般に江戸時代に作られた伊万里焼のことで、真珠のように白く輝く磁器は、ヨーロッパの富裕層にたいそう好まれ大量に輸出されました。現在、「有田陶磁美術館」、「佐賀県立九州陶磁文化館」、「伊万里市陶器商家資料館」などでは、古伊万里を始め、焼きものに関する展示を見ることができます。また、有田町の上有田地区には、登り窯の耐火レンガの廃材(トンバイ)や陶片を赤土で固めた「トンバイ塀」が数多く見られ、独特の景観を作っています。


◎もうひとつの「なごや城」!?

☆一方、茶人に「一楽、二萩、三唐津」と賞される唐津焼は、佐賀県の西部から長崎県で作られた陶器で、唐津の港から積み出されたことからこの名で呼ばれています。陶器作りが始まったのは室町末期のこと。階段式の窯や大陸から伝わったうわぐすりの技術を活かして、唐津市の南方の岸岳で、「古唐津」と呼ばれる器が焼かれるようになりました。岸岳一帯には今も、7つの古唐津窯跡が残っています。

☆また唐津は、太閤秀吉が朝鮮出兵に備えて名護屋城を築いた土地でもあります。大坂城に次ぐ大規模な城で、周辺には大名の陣屋が配置されたそうです。現在、「名護屋城跡」は史跡として整備され、お茶と庭園を楽しめる茶苑や「佐賀県立名護屋城博物館」に隣接しています。次回は長崎を訪ねます。




なるほど珈琲学 コーヒーカップを選ぶ。

一般にホットコーヒーには、内側がコーヒーの琥珀色を楽しめる白っぽい色で、冷めにくいように口があまり広がっていないカップが適しているといわれています。サイズは、お客様用なら容量140ccぐらいが目安。たっぷりと飲みたいモーニングコーヒー用に、大ぶりのカップやマグカップもあると便利です。また最近は、取っ手のないカフェオレボウルも人気です。素材は好みですが、温かな雰囲気を楽しみたい時には陶器のカップ、コーヒーの色を楽しみたい時にはやはり真っ白な磁器のカップがおすすめです。


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