☆お中元の季節です。その起源はとても古く、人の罪を許すという神様の生誕日（7月15日）を祝うお祭りが、仏教のお盆と結びついて中国で始まったといわれています。これが日本に伝えられ、近しい人に仏様のお供えを贈る習慣となり、江戸時代にお世話になった方々へ贈り物をする風習として定着したそうです。キョーワズコーヒーでは、お中元に最適なギフトを豊富に取り揃えております。夏の贈り物には、ぜひこだわりのコーヒーや紅茶をご用命ください。

☆今回は、古代日本の歴史を今に伝える伊勢を訪ねます。



☆古くから、生涯に一度はお参りしたい神社として広く信仰を集める伊勢神宮。天照大御神（あまてらすおおみかみ）をお祀りする内宮と、農業を始めとする諸産業を司る豊受大御神（とようけのおおみかみ）をお祀りする外宮があり、さらに別宮、摂社、末社など、伊勢市周辺にある神社をも含めて125社を総称して伊勢神宮と呼んでいます。樹齢数百年ともいわれる大杉に囲まれた広大な神域に、日本古来の建築様式の建物が建つさまは厳かで、優美。心が落ち着く空間です。

☆昔、お伊勢参りは「おかげ参り」と呼ばれていました。“おかげさまで元気です”という感謝の気持ちを込めて、お参りしたからです。現在のように交通機関のない時代、江戸からは15日、京都・大阪からは4〜5日かかったそうですが、江戸時代中期には年間で450万人もの人々がお参りした記録が残っているそうです。当時の日本の人口は現在のおよそ3分の1ですから、相当な人数だといえます。

☆「神宮」とは、皇室の氏神の天照大御神をお祀りした社を表します。つまり、現在の伊勢神宮こそが神宮なのです。ではなぜ、伊勢神宮と呼ばれるのでしょうか？　古い資料には、現在の伊勢に鎮座されるまで、神宮にふさわしい鎮座地を求めて近畿を巡ったという記載があり、各地に天照大御神が一時的にお祀りされたと伝えられる神社や場所が残っています。これらは「元伊勢」「古伊勢」と呼ばれるようになり、こうした場所との混同を避けるために、伊勢神宮という呼称が定着したといわれています。

☆内宮参拝の際にぜひ立ち寄りたいのが、独特の佇まいの建物のお食事処やお土産物屋が軒を並べる「おはらい町」。一角には江戸から明治にかけてのお伊勢参りの賑わいを再現した「おかげ横丁」があり、太い麺に醤油の風味がきいたタレがおいしい伊勢うどんなどを味わうことができます。次回は、和歌山を訪ねる予定です。

☆冷蔵庫で普通に氷を作ると、白く濁ってしまうことがほとんどです。白濁した氷は見た目が良くないだけでなく、アイスコーヒーに入れると解けやすく、すぐに水っぽくなってしまいます。透明な氷を作るには、水に含まれる空気を少なくして、ゆっくりと凍らせることがコツ。水はいったん沸騰させて空気を蒸発さて冷まし、製氷器の下に発泡スチロールなどの断熱材を敷いて氷を作ってみてください。市販品のように透き通った氷に仕上げるのは難しいのですが、いつもより透明度の高い氷ができるはずです。