☆去る7月3日、福岡県北九州市で「公開講座・コーヒー学入門」が開講されました。「コーヒー学」とは、金沢大学で教養的科目『コーヒーの世界』として実際に開講されている講義で、7年前から全国各地で公開講座が開かれています。キョーワズコーヒーの協賛による公開講座としては、昨年11月の滋賀県大津市での開催に続いて2回目。前回、今回ともに本当に多くの受講のお申し込みをいただきました。心からお礼申し上げますとともに、会場定員の都合でやむなくお断りさせていただいた方々に、深くお詫び申し上げます。なお、今回の講座レジメ(資料)をご希望の方は、お手数ですが、下記「お客様相談室」宛まで、おハガキまたはEメールでお問い合わせください。
当日の講座内容をダイジェストでご紹介します。
京都大学大学院農学研究科助教授 辻村英之氏 多くの写真を用い、タンザニアとキリマンジャロコーヒーについて講義いただきました。また、フェアトレードに関してもお話いただき、「顔の見える関係」「キリマンジャロコーヒーで元気になり、同時に生産者も元気付けられる」など、生産者と消費者の関係をわかりやすくご説明いただきました。
金沢大学講師 圓尾修三氏 世界最大のコーヒー生産量を誇るブラジルについてさまざまな統計からお話いただきました。大規模生産、機械化農法など、普段飲むブラジルコーヒーの背景を鮮明に感じさせていただいた講義でした。また、ブラジルとタンザニアを比較し講義全体のまとめをしていたただきました。
金沢大学ベンチャービジネス研究所 所長 広瀬 幸雄氏 他 ご参加いただいた会場のお客様よりコーヒーに関する質問をお受けいたしました。保存の方法や、栄養成分についてなど講師の方々から適切な回答をしていただきました。時間が足りずに、「すべてのご質問にお答えできなかったのは、とても残念」と講師の方々もおっしゃる程、皆様熱心に受講されていました。 |
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☆世界各地にはスパイスを使ったさまざまなコーヒーレシピがあります。一般的にコーヒーと相性がよいとされるスパイスはシナモン、ナツメグ、ジンジャー、カルダモン、クローブなど。中でも、甘い香りのシナモンはカプチーノなどでもおなじみのスパイスで、香りによるリラックス効果や胃の調子を整える効果があるといわれています。パウダーはもちろん、スプーン代わりにシナモンスティックを使うのもおすすめです。一方、トルコ式のコーヒーでよく用いられるカルダモンはスッキリとした風味が特徴。健胃作用があるといわれ、夏バテで胃が弱っている時などにぴったりです。ただし、スパイスを使い過ぎるとコーヒーの香りを損なうことがあるため、あくまで控えめに入れるのがおいしく楽しむコツです。次回は料理の献立に合わせたコーヒー選びをご紹介します。
深炒りのコーヒー180ccにカルダモンパウダー適量を入れる。 お好みにより砂糖やごく少量の食塩を加え、スプーンでよくかき混ぜればでき上がり。 暑い季節だからこそ熱いコーヒー。飲んで汗をかけば、暑さも吹っ飛びそうです。ぜひお試しください。
「素敵なあなたに」ではあなたからの投稿を募集中。コーヒーにまつわるさまざまなエピソード、ご意見など、どうぞお気軽にお寄せください。 ●郵便/〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見100 共和食品株式会社「お客様相談室」 ●E-mail/info@kyowas.co.jp |
●発行/2004年8月1日
●編集/共和食品株式会社本社企画室
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TEL.0774(43)6369
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