☆風が気持ちのいい季節になりました。天気のいい日には、近くの公園や河原まで出かけてみてはいかがでしょう。緑の若葉や季節の花が目を楽しませてくれるはず。さらにお気に入りのコーヒーがあれば、いっそうリラックスできることでしょう。「素敵な珈琲生活」のコーナーで、屋外でのコーヒーの楽しみ方をご紹介しています。ぜひご覧ください。
☆ウィーンではカフェは「カフェハウス」と呼ばれ、300年以上の歴史があります。かつては芸術家や先進的な人たちが集い、語り合い、作品が生み出される場所でもありました。現在も「音楽の都」らしく生演奏を聴きけるカフェやギャラリーを兼ねたカフェがたくさんあり、また、手作りケーキがおいしい「カフェ・コンディトライ」も人気です。今回のミスタービーンズの世界旅行は、そんなウィーンからのカフェ情報をお届けします。
<老舗カフェ編> ☆「カフェ・フラウエンフーバー」は、ウィーンに現存する最古のカフェ。ここでは、コーヒーにたっぷりのホイップクリームを浮かべた、アインシュペンナーを注文しました。日本でいうウィンナーコーヒーに似たメニューなのですが、クリームのキメがとても細かく、今まで飲んだことないようなまろやかな味わいに感動しました。同じく老舗の「カフェ・シュペール」は、高い天井とシャンデリアの豪華な内装で、コの字型のソファに座ってゆったりと過ごせる、まさに伝統的なウィーンのカフェハウスです。卵黄が入ったカフェメランジェを注文したのですが、予想していたよりずっとマイルドで飲みやすいメニューでした。
<甘いもの編> 「デーメル」はフランツ・ヨーゼフ1世も通ったウィーンを代表するカフェ。いつも超満員で、ケーキの種類の多さはウィーンで一番といわれています。そして、ウィーンといえばザッハートルテを忘れるわけにはいきません。「カフェ・ザッハー」はザッハートルテの本家本元。ケーキ自体は甘さが堪能できるように作られていて、さらにたっぷりのホイップクリームが添えられ、濃いめのコーヒーと抜群の相性でした。 |
☆屋外でコーヒーを楽しむなら、レギュラーコーヒーを作り、保温機能の付いた水筒に入れて持参するのが最も簡単な方法です。最近は真空断熱構造のステンレス製のマグが市販され、少量のコーヒーを持参する時などに重宝です。ただし、どんな容器でも、時間が経つとある程度は香りが失われるため、できるだけ新鮮な豆を使ってコーヒーをたて、すぐに容器に移して密閉しましょう。アイスコーヒーは氷が溶けて薄くなってしまうため、冷蔵庫でしっかり冷やしてから氷を加えずに水筒へ入れてください。リキッドタイプのアイスコーヒーを使うのも良い方法。 別の水筒や断熱構造のマグで氷を持参すれば、飲む時に氷を入れて楽しむことができます。次回はコーヒーと水の関係をご紹介します。 ☆アウトドアでも作りやすい、コーヒー粉を直接鍋で煮出すタイプのコーヒーメニューです。 ゆき平鍋に深炒りコーヒー粉8〜10g、水150cc、砂糖8gを入れて火にかける。 混ぜながら加熱し、沸騰直前に火から降ろす。 2分ほど置いてから上澄みをカップに注ぐか、茶漉しでこして飲む。 お好みにより黒砂糖を使ったり、シナモンパウダーを加えてもおいしくいただけます。
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●発行/2004年5月1日
●編集/共和食品株式会社本社企画室
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