☆スペシャルティコーヒー協会（SCAA）は、高品質なコーヒー豆を生産する農園を育成・保護する目的で設立されました。現在、低迷する相場価格や生産農園周辺の環境破壊の進行は、生産者を貧窮に落とし入れ、またコーヒー豆の品質の低下をも引き起こしています。SCAAは環境保全や意欲ある生産農園（生産者）の社会基盤の整備を積極的に実施し、高品質のコーヒー豆を生産維持できる農園の育成に取り組んでいます。丹念に育てられた高品質コーヒーを消費者である皆様のお手元のカップまで、一貫した品質を保ってお届けする、それが「スペシャルティコーヒー」の願いなのです。 ☆キョーワズコーヒーの理念は「コーヒー産地の人々を思いやり、品質と鮮度にかたくなまでにこだわり続ける」こと。スペシャルティコーヒーを通常品目として取り扱い、2000年からは「最高のコーヒー」と称される『カップ・オブ・エクセレンス』コーヒーにも取り組んでいます。最近では『ファゼンダ セルタン』を国際オークションで落札し、現在、皆様にお届けしています。また、生産者への代価を正しく正確に届けるフェアートレード（公平貿易）品目への取り組みも実施。特別な地理的・気象的条件が生み出す個性を持ったコーヒーを、丹精込めて育てる生産者を尊重するさまざまな取り組みを続けています。 　今回、コーヒー界の頂点であり、キーマンでもあるSCAA会長のクリスチャン氏の来社が実現したのは、SCAAとキョーワズコーヒーの「目指す思い」と「取り組む姿勢」が共通しているから。来社時には焙煎・製品加工工程の見学、キョーワズコーヒーのカッピングテスト、さらにSCAAカッピングの講習が行われました。スペシャルティコーヒーの最高峰から焙煎・加工・製品に納得いく評価を受けることができ、品質向上にひたむきな努力を惜しまない生産者への思いを持つ同志として、共感しあえた１日でした。				☆アイスコーヒーを作る際には、深炒り、またはアイスコーヒー用の豆を使って、濃いめのコーヒーを抽出するのが基本。氷をたっぷり入れたグラスに注いで急冷すれば、琥珀色に透き通ったコーヒーができあがります。一方、ホットコーヒーと同じ濃さで抽出し、ポットごと氷水で急冷してから冷蔵庫で冷やす方法もあります。この場合、できるだけ素早く冷やさないと、コーヒーが濁ることがあります。また、リキッドタイプのコーヒーを用意しておくと、急な来客の時などにも冷たいコーヒーでおもてなしできます。水に10〜20％のコーヒーを混ぜて凍らせた氷を使うと、飲んでいる途中で薄まる心配がありません。さらにミントの葉やフルーツのスライスを浮かべると、見た目にも涼し気。ぜひお試しください。次回は暑さを吹き飛ばすスパイスコーヒーをご紹介します。 予め冷やしておいた深炒りのコーヒー150ccを氷を入れたグラスに注ぐ。 お好みの量のホイップクリームを浮かべればでき上がり。 コーヒーは無糖でも加糖でもOK。カラースプレー（お菓子のトッピング材料）を振りかけるのも楽しいアイデアです。 「素敵なあなたに」ではあなたからの投稿を募集中。コーヒーにまつわるさまざまなエピソード、ご意見など、どうぞお気軽にお寄せください。 ●郵便／〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見100 共和食品株式会社「お客様相談室」 ●E-mail／info@kyowas.co.jp ●発行/2004年7月1日 ●編集/共和食品株式会社本社企画室 京都府久世郡久御山町田井新荒見100 TEL.0774（43）6369