☆あけましておめでとうございます。みずみずしい年の始まりにふさわしく、「素敵なあなたに」も装いを一新。『コーヒー広場（スクエア）』と題して、コーヒーライフを豊かにする特選情報を盛りだくさんにお届けします。皆さんからの投稿やお手紙も大歓迎。街角の広場に立ち寄るような感覚で、どうぞお気軽にご参加ください。 ☆何かと人が集まる機会が多いお正月。おせちの後やおしゃべりタイムにたっぷりとコーヒーがあれば便利ですが、コーヒーは抽出から時間が経つほどに風味が落ちてしまいます。飲むたびに必要な分だけたてるのがベストですが、飲み切れなかったコーヒーはポットごと熱湯に浸けて保温してください。電気の保温プレートはコーヒーの風味を損なうおそれがあります。また、温め直す時はコーヒーを煮立てないように注意。沸騰すると、成分が変化して味わいが劣化します。寒い季節だけに、コーヒーを注ぐ前にカップを暖めておくことを忘れずに。ちょっとした心遣いでコーヒーのおいしさはいっそうアップします。次回は、コーヒーとお菓子の甘い関係についてご紹介します。 ★世界の国々の食や文化、コーヒーの楽しみ方といった楽しくおいしいニュースを、ミスタービーンズがご紹介。今回からフランスの旅が始まります。 ☆パリ・リヨン駅からフランス版新幹線のTGVに乗って、11世紀初頭からブルゴーニュ公国の首都として栄えた芸術の都、ディジョンへ。約1時間40分で到着し、街をひたすら歩きます。幸運を招くといわれるふくろうの彫刻で知られるノートルダム寺院やサンベニューニュ大聖堂など、壮大な歴史文化を前にすると、足の疲れも忘れるほど。街中には木の梁が美しい家々が並んでドイツの街のようです。やっとこさレストランを発見して、ドイツのザワークラフトのように酸っぱいキャベツを使ったアルザス地方の代表的な料理・シュークルートを注文。もちろん、有名なディジョンマスタードをたっぷりとつけていただきました。食後は屋外のカフェで美しい街並みを眺めながらコーヒータイム。足は棒のようになりましたが、お腹とハートはとてもハッピーな1日でした。

☆ハプスブルグ家の皇帝が好んだといわれる、寒い季節にぴったりのコーヒーメニュー。深炒りのコーヒー200cc、卵黄1〜2個分、グラニュー糖15〜20g、牛乳60〜70ccを手鍋に入れて弱火にかけ、泡立て器でかきまぜながら作ります。沸騰する前に火から降ろしてカップへ。北風が吹く日に、ぜひお試しください。（分量は2人分） 今月の一杯でご紹介しています「カイザーメランジェ」におすすめのコーヒーは、コーヒーハウス特選 (1)フレンチロースト (2)エスプレッソブレンド (3)ハイロースト（各100g／460円）。焙炒度合いが深く、苦味が強い順に(1)→(2)→(3)となります。また、たっぷりのミルクを入れて、少し大きめのカップで飲むのも寒い季節にぴったり。深炒りのコーヒーならではの香りを、のんびりとお楽しみください。 「素敵なあなたに」ではあなたからの投稿を募集中。コーヒーにまつわるさまざまなエピソード、ご意見など、どうぞお気軽にお寄せください。 ●郵便／〒613-0036 京都府久世郡久御山町田井新荒見100 共和食品株式会社「お客様相談室」 ●E-mail／info@kyowas.co.jp ●発行/2004年1月1日 ●編集/共和食品株式会社本社企画室 京都府久世郡久御山町田井新荒見100 TEL.0774（43）6369