☆最近日本でも関心が高まっているエコや食の安全の問題。フェアトレードがそれらの問題とも密接に関係していることはあまり知られていません。自然を守り、環境に負荷をかけず、品質のよいものを生産していくためには、そこに暮らし、生産に従事する人たちが正当な対価を受け取り、経済的に安定することが不可欠です。
フェアトレードというと「チャリティ」とか「寄付」というイメージをもたれがちですが、アンバランスな国際貿易の構造を見直し、品質に見合った「対価」を保証するということは、本来は当然守られるべきことです。さまざまな商品が、地球環境や生産する人たちの人権、労働環境に配慮して作られているかどうかを問うことは、私たち買う側に課された責任であると同時に、よりよいものを安定して手に入れたいと願う私たちにもメリットがあることだといえます。「モノを買う」ことが、作り手の暮らしにつながっていることを理解して、意識をもって「選ぶ」ことがとても大切です。一人ひとりの「選ぶチカラ」が世界をより良い方向に変えることにつながるのです。
☆国際フェアトレード認証ラベルは、環境に配慮した生産、フェアトレード最低買入価格と奨励金の保証、安定した取引など、その製品が国際フェアトレード基準に従い認証を受けていることを保証しています。このラベルの付いた製品は、生産者をサポートし、環境にもやさしく、私たちに、おいしさと安心をはこびます。
●特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン/事務局長 中島佳織
キョーワズコーヒーは、2003年にフェアトレード・ラベル・ジャパンに登録以来、フェアトレード認証製品を継続して販売。「エチオピア・モカ」は国際フェアトレード認証ラベルを受けています。
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